お香に使われる香料の種類とは?代表的な原料とSillageのこだわりを解説

お香の香りは、複数の香料を組み合わせることで作られています。

「どんな原料が使われているのか」「それぞれどんな香りの特徴があるのか」——知っておくと、お香選びの目が変わります。この記事では、お香に使われる代表的な香料を系統別に解説します。


香料の基本:トップ・ミドル・ベースノート

お香や香水の香りは、時間とともに変化します。この変化を「ノート(音符)」になぞらえて3段階で表現します。

  • トップノート:火をつけた直後に感じる、最初の香り。揮発性が高い
  • ミドルノート:燃焼中に広がるメインの香り。その香りの「顔」となる
  • ベースノート:燃え終わったあとも残る余韻の香り。深みと持続性を担う

お香の場合、アロマディフューザーと異なり熱ではなく燃焼で香りを出すため、ノートの変化がよりダイナミックに感じられます。


系統別:代表的な香料の種類

ウッディ系

木・樹脂から採れる香料。お香の定番であり、深みと落ち着きを与えます。

  • 白檀(サンダルウッド):甘くクリーミーな木の香り。鎮静効果で知られる
  • 沈香(アガーウッド):複雑でスモーキーな樹脂系。最も高価な香料のひとつ
  • シダーウッド:すっきりとした針葉樹の香り。集中力を高めるとも言われる
  • コニファー(針葉樹):森林浴を思わせるフレッシュなウッディ香

フローラル系

花から採取・再現された香料。華やかさと柔らかさを加えます。

  • ローズ:香料の中で最も広く使われる花の香り
  • ジャスミン:甘くエキゾチックな白い花の香り
  • ラベンダー:リラックス効果で知られるフローラルハーバル系

ムスク系

動物性香料に由来する香り。現代はほぼ合成で再現されます。

  • ホワイトムスク:清潔感・パウダリー感のある透明なムスク
  • アンバームスク:温かみと甘みのある、やや重めのムスク

シトラス・ハーブ系

柑橘類・ハーブから採れる軽やかな香料。トップノートに使われることが多い。

  • ベルガモット:紅茶アールグレイの香りとして知られる柑橘系
  • レモングラス:さわやかでグリーンなハーブ系

マリン・アクア系

海や水辺を連想させる香料。ほぼ合成で作られます。

  • シーソルト:潮風のような塩っぽいフレッシュ感
  • アクア系合成香料:海辺・川辺の空気感を再現

スパイス・樹脂系

深みとエキゾチックな雰囲気を加える香料。ベースノートに多用されます。

  • フランキンセンス(乳香):瞑想・宗教儀式でも使われる樹脂系
  • ベンゾイン:バニラのような甘い樹脂香
  • ブラックペッパー:スパイシーでシャープなアクセント

香料の組み合わせが「香り」を作る

一本のお香には、通常複数の香料が使われています。たとえばホワイトムスクのお香は、ムスク系をメインに、フローラルやウッディをごく少量加えることで立体感を出します。

香料の比率・組み合わせ・燃焼素材との相性——これらすべてが「そのお香らしい香り」を作り上げます。処方は香料師(パフューマー)の技術と感性の結晶です。


Sillageの香料へのこだわり

Sillageでは、使用するすべての香料・オイル・テルペン・ソルベントに、自然へと還元・分解される人体と環境に優しい原料を採用しています。

燃焼時の黒煙や有害物質の発生を徹底して削減した処方で、毎日の暮らしの中で安心して使えるお香を追求しています。香りの品質と身体・環境への配慮を、どちらも妥協しないことがSillageの基本方針です。

現在展開している7つの香り——White Tea、White Musk、Conifer、Alluring、Black Bark、Sacred、Tide Lineは、それぞれ異なる香料の組み合わせで、異なる時間・気分・シーンのために設計されています。

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まとめ

  • お香の香りはトップ・ミドル・ベースノートの3段階で変化する
  • 香料はウッディ・フローラル・ムスク・シトラス・マリン・スパイス系などに分類される
  • 複数の香料を組み合わせることで、立体的な香りが生まれる
  • 香料の質と処方が、お香の香りの品質を大きく左右する

香料の世界を知ると、お香を選ぶ楽しさが変わります。「この香りはどんな素材から来ているのか」を想像しながら焚くのも、香りを楽しむ豊かな方法のひとつです。

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